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日々記 ちょこっと書き

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終戦記念日

63回目の終戦記念日の今日、今年の春になくなった伯父さんを思い出しています。
(私の母は5人兄弟の末っ子で一番上のお姉さんの連れ合いが伯父さんです。
彼は私の母とは20歳ほどの年の差があります。)

私は学生時代は伯母さんに花道を教わっていたのでお宅に良くお邪魔し伯父さんとも良くお話をさせてもらっていたのです。
青春時代を戦争で過し、偵察機のパイロットだった彼は「(見つかったら)黙って死ね」と
言われていたそうです。
無線のやり取りをして敵方に情報を漏らさない為に。

今年も政治家の靖国参拝がどうの、こうのと報じられていましたが、
伯父さんは東京に出かける際には必ず参拝されていたようです。
「僕の友達はみんなあそこで眠ってるんや」って、教えてくれました。
生死を一緒に戦った友達の存在はある意味家族より重かったかも知れません。
もう一人の伯父(母の実のお兄さん)も、「あそこにはお父さんがいる」と言って、
上京する際にはお参りを欠かさないそうです。
(祖父が出兵したのはまだ母が物心つく前だったので、兄弟の中で私の母だけが父親の事を覚えていません。)

先の伯父さんは終戦後は教職に付き、厳しい先生だったようですが、
お通夜には私の母と同じくらいの年頃の教え子の方が沢山弔問に見えてました。
最期、抗がん剤の苦しい治療中も一度も弱音を吐かなかったそうです。
家族には少々厳しいところのある人でしたが、自分に一番厳しい人でした。

全然戦争を知らない時代に生まれ育った私は彼の心の何が判るものでもありませんが、
今日は戦争があった事実をもう一度考える事とこれからの平和を願う日になりました。
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by asunnyspot | 2008-08-15 16:06 | つぶやき
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